こんにちは!ロク(@rokuworklife)です。
今回はGoogle AdSenseの
「お支払い」→「お支払い情報」を見てみたところ
このような赤い警告画面が出ていましたので、
対応の方法を紹介したいと思います。
![アドセンス 税務情報](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット-2024-02-02-5.45.29.jpg)
この赤い警告画面は
Google AdSenseのホームページでは表示されていません。
「お支払い」→「お支払い情報」の画面で表示されます。
ロク
目次(クリックするとジャンプできます)
どのような内容なのか?自分には関係があるのか?
シンガポールという海外名が出てきたので、
少し驚いてしまいますが、
シンガポールにあるGoogleから支払いをされている関係です。
どのような内容なのか?
警告文章にもある通り、
税金の源泉徴収を適切に行われるようにするために、
シンガポールに居住地の税務情報を提出してください、
ということですね。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-02_5_45_29-1-1024x302.png)
自分には関係がある警告なのか?
Google AdSenseで収益を得ているので関係があります。
手続きを後回しにした場合、
Google AdSenseでの収益の支払いの遅延や手続きなど
余計に手間や負担がかかる可能性があるので、
早めの手続きをおすすめします。
シンガポール税務情報の提出の手順
事前に書類などを用意しておけば、
比較的短時間で税務情報の作成から提出、
Google AdSenseへのアップロードまで
簡単に処理することができます。
シンガポール税務情報の提出の手順のステップは
次のように進めていきます。
- 国税庁のテンプレートから書類を作成
- 所轄の税務署に提出→受け取り
- Google AdSenseのサイトから書類をアップロード
国税庁のWebページからテンプレートを入手する
書類作成といっても
テンプレートは国税庁のホームページで用意されています。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット-2024-02-08-5.06.43-1024x367.jpg)
ページを下にスクロールしていくと
「居住者証明書および交付請求書の書式」という
見出しが出てきます。
その下に
「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)」
と、記載されているリンクに書類の様式があります。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-08_5_10_28.jpg)
「印刷用」と「入力用」がありますが、
印刷用はプリントアウトして手書きで書く様式で、
入力用はPDFに入力できる様式になっています。
こちらのリンクからNo.9210 居住者証明書の請求のページに
いくことができます↓
居住者証明書交付請求書を作成する
居住者証明書交付請求書は、
下記の様式の①〜⑦までの欄を入力すれば作成できます。
僕は居住者証明書交付請求書の
入力用(PCなどで入力可能)を選択して
PDFに直接入力していく様式を選択しました。
次のような様式で各項目を入力していきます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-08_5_54_50-757x1024.jpg)
①〜⑦の各項目の詳細を解説しますので、
参考にして様式に入力していってください。
① ◯◯税務署長あて
こちらには所轄の税務署の税務署長名を入力しましょう。
例:練馬西税務署長 あて
ピンクのマーカー部分の「練馬西」の部分を入力しましょう。
② 請求日
税務署に提出する日を記入します。
郵送する場合は、
郵送する期日になります。
③ 住所
納税をしている居住の住所を入力します。
住所は日本語と英語で記入します。
英語の記入で少し戸惑われる人もいるかもしれませんが、
県や都、市町村名などの英語の表記などは、
Web上に記載が結構ありますので、
参考にしてみてください。
ちなみに国税局さんの住所の場合、
英語表記ではこのようになります。
【日本語表記】東京都千代田区霞が関3-1-1
【英語表記】3-1-1 Kasumigaseki,Chiyoda-ku,Tokyo
住所で英語では日本語とは逆に記載していく感じですね。
Google翻訳を開いて日本語で住所を入力すると
英語に翻訳してくれます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_18_51_43-1024x204.png)
普段、英語で住所などはあまり書かないと思うので、
英語のスペルなどが不安な人にはおすすめです。
住所を英語で入力すると
書類の入力欄に収まらない場合が多いと思うので
入力するテキストを小さくします。
入力欄にカーソルを置いた状態で、
マウスを右クリックをします。
「フォント」→「フォントパネルの表示」をクリックします。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_19_38_21.png)
フォントパネルが開きます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_19_42_48.png)
規定のサイズは「12」となっていますが、
「11以下」に変更して入力欄に収まるようにしましょう。
文字サイズを「9」以下にしたい場合は、
サイズという表記の下に直接数字を入力することによって
「8」以下の文字サイズに変更できます。
④ フリガナ、氏名、電話番号
フリガナ、氏名(日本語、英語)、電話番号を
入力します。
こちらは例になります。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_19_52_05.png)
英語では名前、姓の間は半角あけて、
名前、姓の頭の文字は大文字にします。
電話場号は最初に日本の国番号(+81)入力してから
電話番号を入力します。
通常、日本国内ではあまりしない記載方法ですので、
間違いないように記載しましょう。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/恐竜-2024-02-09T202644.748.png)
⑤ 提出先の国名等
「シンガポール」、「Singapore」という形で、
カタカナと英語の両方を入力します。
⑥ 申述事項
申述事項は四角枠内をマウスでクリックすると、
レ点表示されるようになります。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_20_34_55-2.png)
3つの文章を読んで空白の四角にチェックマークを入れましょう。
⑦ 証明書の請求枚数
「1」枚と入力します。
居住者証明書交付請求書の作成は以上になります。
作成が終わったら、2枚プリントアウトします。
1枚は自分が受け取り、もう1枚は税務署の控えになります。
次は所轄の税務署に居住者証明書交付請求書を提出します。
所轄の税務署
作成した居住者証明書交付請求書は
所轄の税務署で手続きするのですが、
所轄の税務署がわからないという人は、
こちらを参考にしてみてください。
国税庁のWebページのトップページで
検索できるようになっています。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-08_5_42_55-1024x1019.jpg)
郵便番号、都道府県、市区町村、町名などで
検索できるようになっています。
所轄の税務署を検索してみましょう。
居住者証明書交付請求書の提出
所轄の税務署に作成した居住者証明書交付請求書を提出します。
税務署には総合窓口がありますので、
総合窓口の人に、その旨を伝えれば通じますが、
実際には今回の手続きは、
管理運営徴収部門で対応されているようです。
ロク
提出した際に
運転免許証の提示(免許証番号を控えられる)を求められたので、
提示しました。
自分の場合は提出してから郵送を含めて
5日間(土日含む)ほどかかりました。
Web上などでは、
提出してから10分ほどや1時間以内などの
当日に受け取れている例もあるようですが、
税務署によって受け取れる時間に差があるようです。
自分が税務署に訪れたのは15時ごろでしたが、
Web上で他の税務情報申請者の投稿を拝見してみた感じでも、
夕方近くに行くと後日にされるような雰囲気も感じましたね。
居住者証明書交付請求書の受け取り
自分の場合は税務署に提出して
あとで郵送されてきましたが、
下記の居住者証明書の赤枠の部分に
記載や捺印がされてきました。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-08_5_54_50-1-736x1024.jpg)
これで居住証明書ができあがりましたので、
次はGoogle AdSenseのサイトに書類をアップロードします。
Google AdSenseサイト書類をアップロード
Google AdSenseの「お支払い」→「お支払い情報」を
クリクします。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_21_52_09.png)
「税務情報の追加」をクリックします。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_21_55_58-1024x233.png)
そしてシンガポールの項目の
「税務情報の追加」をクリックします。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/2024-02-09_22_00_03-1024x796.jpg)
「始める前に」という窓が出ますので、
読んで「フォームを開始する」をクリックします。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_22_04_52.png)
業種の空欄の右にある▲をクリックして
業種を選択します。
「個人の運営者」を選択します。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_22_13_32.png)
次のように企業情報の質問に対して
答えていきます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_22_24_27.png)
税法上の居住地の項目の質問に答えていきます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_23_35_04.png)
「税務上の居住国/地域を選択します」の項目では、
すでに「日本」と選択されています。
ドキュメントの種類を選択の項目では、
空欄右の▲をクリックして
「税法上の居住地の証明書」を選択します。
そして居住者証明書をアップロードするために、
下記の場所の「アップロード」をクリックします。
この時に事前にJPEG、PNG、PDF形式の
居住者証明書を用意しておくと
スムーズにいきます。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_23_41_44.png)
アップロードがあった場所にファイル名が提示されたら、
最後に送信ボタンをクリックします。
これで申請作業は終了です。
「お支払い」→「設定」→「税務情報の管理」の画面では
次のように提示されています。
税務情報のステータスの項目は「審査中」ですね。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-09_23_53_07-1024x640.png)
現時点では税法上の居住国で
デフォルトで適用可能な税制が適用ということで、
次のように提示されています。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット-2024-02-10-0.01.02-1024x532.jpg)
あとは税法上の居住地における税務情報が
シンガポールで受理された連絡が
Google AdSenseから届けば完了になりますので、
連絡がくるのを待ちます。
1周間ほどで通知がくる
自分の場合申請してから1周間ほどで
Google Paymentsから通知がきました。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット_2024-02-16_6_30_10-1024x631.png)
メールの税務情報を表示するをクリックすると、
Googleお支払いセンターでの「設定」→「税務情報の管理」の
画面が開きます。
次のようにシンガポールでのステータスは承認済みとなっており、
税務情報の内容が記載されています。
![](https://hataraku123.com/wp-content/uploads/2024/02/スクリーンショット-2024-02-16-6.35.46-1024x469.jpg)
これでシンガポールにおける
税務上の居住地の税務情報の申請から承認までの
手続きは以上になります。
ロク
アドセンスのシンガポール税務情報の書き方|まとめ
今回はGoogle AdSenseのシンガポール税務情報に関する
書類の入手から作成方法、
提出(アップロード)まで解説させていただきました。
僕自身は単なるブロガーの一人ですが、
これからはブログというものに関わる中で、
このような法に基づいた書面の提出などが
増えてくるかもしれないと思っています。
今回は自分の備忘録としても、
この記事を書きましたが、
今後もこのようなことがあった場合に
少しでも早く対応や処理ができればと考えています。
今回の記事が皆さんにとって
少しでも役に立てることができれば幸いです。
スポンサーリンク