自分会社経験をしてきた中で、仕事の母体ともいえるのが営業という仕事です。
若い頃から長く営業の仕事に就いていました。
若い頃は、お客様と会話の際に緊張をしたり、会社から利益目標のプレッシャーがあったりと
大変な時期もありました。
しかし、自分の販売した商品のシェアが伸びたり、報奨金が出たりする喜びもありました。
営業という仕事にも色々なスタイルや業種などによって様々ですが、
営業の仕事を検討されている方の参考になればと思います。
サルワカくん
ロク
目次(クリックするとジャンプできます)
営業経験は今後の仕事に役立つ職種
商品を仕入れて販売をし、お客様から代金をいただくという商売の基本的なことを
仕事を通して学べます。
このような商売の流れは、一般の人でも知っていると思いますが、
営業を経験している人と、していない人では全然違います。
原価、売価、利益、利益率など敏感になります。
このようなことは普段の生活や買い物にも役立ちます。
社会はこのように流れ、そして会社はどのように利益を得ていくのかなどの
経緯などを身をもって実感できます。
あなたがもし他の会社への転職を考えている場合、エンドユーザーからの商品の購入が
どのように会社に利益をもたらしているのか、どのように会社に利益が循環していくのかなどのことを
理解できるので、自分がどの立場で仕事をしていきたいのかを選択する際にも有効です。
ロク
営業経験から得た営業という仕事のやりがい
自分は、キャンペーン(特定の販売商品のキャンペーンがあり、報奨金が入る)などの報奨金などより、
自分が販売した商品のシェアが伸びることにやりがいを感じていました。
自分の販売した商品のシェアがどんどん増えていくのは、とても嬉しいことです。
そして営業していくには、競合他社と一つのお客様に対して競合する場合が
多くあるのですが、競合他社に打ち勝ってお客様に納品できたり、
競合他社に勝つために戦略を立てたりするのもやりがいを感じていましたね。
あと営業は、人と人とのふれあいですから、お客様とのコミュニケーションができてくると、
とても良かったですね。
ロク
営業経験は活きるのか?今後の営業職の行方は?
販売の無人化が進む昨今ですが、営業という職種はまだまだ必要な職種です。
世の中にすでに出回っている既存の商品や、ユーザーが商品知識を特に必要としない物などは
ネット上の購入が多くなってきている現状ですが、ユーザーが商品購入に加えて付加価値を
求めている商品や、アフターサービスを必要とする商品などは、やはり信用のおける会社の営業担当からの
購入が必要になるでしょう。
営業職というものは、商品や物を売るだけではないので、お客様は商品に対する付加価値や、
購入した商品を使用していく上でのサービスを求めているので、そのあたりをカバーできるのが、
営業の仕事ではないでしょうか。
インターネットなどの普及により、従来に比べれば営業職の販売の比率は少なくなった業種なども
あるかもしれませんが、まだまだ需要はあるでしょう。
ロク
営業経験をすることのメリット
私は若い頃から営業の仕事に就いてきました。辛い時期もありました。
しかし、営業という仕事に就いて良かった(メリット)面もあります。
- 会社の利益を生む仕組み(流れ)を学べた
- 営業経験は転職時にも有効
- 会社を転職しても、自分のユーザーを持っていける
- 営業経験をして、ユーザーのニーズというものを考えて行動できるようになった
会社の利益を生む仕組み(流れ)を学べた
これは若い頃に身を持って学んでおくことが有効です。
どの会社でも仕組みや流れといったものは共通ですので、会社がどのように利益を
得て成り立っているのかを理解できます。営業というものは会社に利益をもたらさなければ
ならない職種ですので、どのような仕組みでお金が流れていき、どのように会社が利益を得ていくかを
学ぶことができます。
ロク
営業経験は転職時にも有効
私は約10年間、OAの業界で営業として勤めた会社が倒産したことにより、転職活動をはじめましたが、
同じ業界で10年の営業経験は、会社面接ではとても有効でした。
OA業界での転職面接のほうがスムーズに話しが運んだ感がありますが、
お客様と接するという意味でも10年の営業経験は評価されていると感じました。
ロク
会社を転職しても、自分のユーザーを持っていける
これは営業という仕事をしていく上で、とても重要なことです。
自分が今まで積み上げてきたユーザーや取引先を、次の転職先でも活かすことが可能です。
営業マンの信頼性や転職先の会社の信用度もありますが、既存のユーザーが多くいることは、
とても安心感もあり有効です。
ロク
営業経験をして、ユーザーのニーズというものを考えて行動できるようになった
これは営業に限らず、すべてのことにおいて、個々のお客様のニーズを理解しないと
物は売れないということです。
お客様のニーズを考えない営業は無駄な仕事になります。
お客様のニーズや需要にあった行動は必ず成果につながります。
ロク
営業のデメリット
営業といっても色々なスタイルがありますが、エンドユーザー(最終的に購入するユーザー)が
お客様であり、人と会話するのが苦手な人は営業という仕事は苦痛かもしれませんね。
販売会社などを通してエンドユーザーと関わる場合は、エンドユーザーとの直接のやり取りは、
多少緩和されますが、やはりエンドユーザーと直接やり取りをする営業は大変かもしれません。
メーカーの営業は、販売会社などに営業し、販売会社などはエンドユーザーに営業しますが、
エンドユーザーへの営業のほうが、やりがいはありますが、負担も大きいかもしれませんね。
営業職の求人は地域差がある
以前に東京都と山梨県の営業の求人数を調べたところ、求人数が東京都と山梨県とでは、
求人数が10倍違いました(東京都=300件、山梨県=30件)。
もちろん企業数や人口などが全然違いますが、それだけ地方部は営業職の需要が
求人としては少ないのだと感じました。
地方部ではどちらかというと製造業が盛んな傾向がありましたね。
人口や企業の少ない地方部では、都心部ほどの営業の需要は少ないのかもしれません。
近年ではインフラの充実により、相手とのコミュニケーションにも様々な
手法でアクセスできる環境にあります。
会社に利益をもたらす働きをするのが営業という職種ですが、近年、企業の考え方に
変化を感じるところもあるので、営業という職種も従来の仕事から少しづつシフトが
始まっているのかもしれませんね。
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