ブログを始めて間もない人や
これからブログを始めようと思っている人で、
ブログの書き方というものに、
不安を持っている人は多いのではないでしょうか。
ブログの書き方の基本を知りたい人
ブログの書き方のポイントを知りたい人
今回の記事では、
ブログを長く続けていくうえで、
ブログの書き方のポイントを解説します。
ブログの初心者の人に限らず、
ブログをある程度書いているブログ経験者の人にも
参考になる内容になっています。
目次(クリックするとジャンプできます)
ブログの書き方①初心者の人がまず決めること(記事ネタとキーワードの決定)
ブログ記事を書く流れとしては、
まず下記の項目を考えます。
- 記事ネタ
- キーワード
記事ネタとキーワードは、
どちらから先に決めても構いません。
- 記事ネタ→キーワード
- キーワード→記事ネタ
記事ネタとキーワードを決める順番は
どちらでも良いのですが、
かならず記事ネタとキーワードの2つを
決めておきましょう。
記事ネタ
記事ネタとは、
「どのような内容のブログ記事にするか」
です。
記事ネタを考えるポイントは次の通りです。
- 需要のある記事ネタ(検索数のある)
- 世の中の需要に対して、ブログ記事として解説できる
- マネタイズを想定できる
需要のある記事ネタ(検索数のある)
需要のある記事ネタとは、
世の中の人がインターネットで
検索してくれる可能性のある記事ネタということです。
あなたがせっかく書いたブログ記事も
世の中の需要がなければ、
ブログ記事が読者から読まれることはありません。
読まれるブログ記事(需要のある記事)を書くには、
まずは世の中の需要を知ることが先決です。
世の中の需要を探す方法としては、
毎日の生活でヒントはたくさんあります。
- 人
- テレビ、雑誌などのメディア
- ブログ、SNS
社会では、
人やメディアが情報を示しています。
日々何気なくこなしていることでも、
ブログに関連付けて考えてみると、
ブログネタにすることはたくさんあります。
基本としては、
次の項目を意識しするとネタ探しが簡単になります。
- 世の中の人は何に困っているか
- 世の中の人は何に関心があるのか
ブログの記事を書くということは、
社会の需要のあるものに対して、
役立つ記事を書ける者が読者を獲得できるということです。
皆、疑問や悩みなどを解決するために
インターネットを利用します。
そのインターネットを利用した先に
あなたのブログ記事があれば良いのです。
世の中の需要に対して、ブログ記事として解決できる
「ブログ記事として解決する」
というとおおげさに聞こえますが、
ようはブログの記事に具体的に解決策を書くということです。
世の中の需要に対して、
実際に自分が解決をした経験をしていると、
解決する方法の理由や具体例などに
根拠や真実性が生まれるのは事実です。
しかし世の中の需要に対して、
実際に経験がないとブログの記事を
書いてはいけないということではありません。
ブログの記事では、
読者に対して共感、提案、参考という記事でも
充分に読者から理解を得られる記事になります。
マネタイズを想定できる
マネタイズを想定できるとは、
ブログの記事ネタから収益につなげることができるか、
ということです。
読者にブログの記事を読んでもらい、
人を集めるという意味の集客ページという記事でも、
結果的にはリンクなどで収益ページに誘導し、
読者に行動を起こして(広告クリックや購入)もうらことが目的です。
考えた記事ネタが、
マネタイズという意味で有効なネタがどうかも
事前に考えておくと、
早期に収益を得られる可能性が高くなります。
記事ネタが決まったら、
次はその記事ネタのキーワードを決めましょう。
キーワード
キーワードは、
あなたのブログで扱うジャンルやカテゴリから
派生させるのがベストです。
一つのキーワードから派生させたキーワードを探すのは、
キーワードツールを利用するのが便利です。
無料で利用できるラッコキーワードがおすすめです。
ラッコキーワードはサジェストキーワードを表示してくれます。
記事ネタとキーワードの需要を調べる
考えた記事ネタとキーワードが、
世の中の需要があるのかを調査します。
調査する方法としては、
次のツールを使用して調査します。
- ラッコキーワード
- キーワードプランナー
キーワードを調査するステップは次の通りです。
- ラッコキーワード:サジェストキーワードを調べる
- キーワードプランナー:キーワードの詳細を知る
ラッコキーワード:サジェストキーワードを調べる
ラッコキーワードの使い方については、
次の記事で書いていますので参考にしてみてください↓
ラッコキーワードは、
ブロガー必須のツールです。
キーワードプランナー:キーワードの詳細を知る
Googleが無料で提供しているキーワードプランナーで、
キーワードの詳細を得ることができます。
キーワードプランナーで表示された
月間平均検索ボリュームや競合性などで
キーワードの需要がわかります。
あなたの選択した記事ネタとキーワードが
価値のあるものと判明したら、
次はいよいよブログの記事を書くポイントを書いていきます。
ブログの書き方②初心者の人は記事構成を理解する
ブログの記事は、
記事を読んだ読者が、
満足して納得してもらわなければなりません。
読者は次のような思いで、
自分の思いを解決したい記事を探しています。
- 疑問
- 悩み
- 参考
- 比較
- 共感
他にも様々な思いで、
世の中の読者は検索しています。
読者の思いに報いることができる
記事を書けるのが理想です。
ブログ全体を見てみる(全体構図)
ブログ記事というものは、
色々な要素が盛り込まれています。
各要素を理解するうえで、
まずはブログ記事の全体像(構図)を見てみます。
普段、読者側として何気なく見ているブログなども、
ブログを書く側の立場になってみると、
ブログ記事を読んでもらうための構成作りを
考えなくてはなりません。
ブログ記事を分解してみる
ブログ記事はどのような構成になっているのでしょうか?
ブログ記事を分解してみます。
ブログの記事は、
分解してみると
5つの構成からなっています。
1つのブログ記事も各項目の役割りを
適切に使うことによって効果のある
構成を作ることができます。
- タイトル(H1)
- アイキャッチ画像
- 導入文
- 見出し(H2)①〜④
- 文章
ブログ記事の各項目の役割
読者が納得し理解を得る記事を書くには、
ブログ記事の各構成の役割を
適切に使用する必要があります。
ブログ記事の各構成の説明をします。
タイトル
ブログ記事のタイトルです。
読者が、あなたの記事で一番最初に目にするのが
タイトルというものです。
タイトルはブログ記事の一番上にも表示されていますが、
ブログ記事に訪れる際に、
Googleの検索流入で記事に流入してくるのが最も多く、
正確にはGoogleの検索表示に提示された
ブログタイトルを読者が目にするのが本当に最初です。
下図のようにGoogleの検索表示でタイトルが表示されます。
このようなGoogle検索の表示画面で
上位表示や読者に対しての魅力的なタイトルをつけることによって、
読者からのクリック率は高くなります。
ブログ記事のタイトルは、
読者とSEOの双方に大きく影響します。
- 読者のクリック率
- Googleにインデックスされる
タイトルに読者の求めているキーワードを使うことによって、
Googleの検索結果表示で
読者からのクリック率に影響します。
合わせてGoogleにもキーワードがインデックスされて、
読者にとって役立つブログ記事ならば、
Googleの検索上位表示されるようになります。
タイトルの作り方
ブログ記事のタイトル作りで意識することは、
狙うキーワードを使用して、
読者にクリックしてもらえるようなタイトルを
作ることです。
- キーワードをタイトルに含める
- キーワードは左寄せに配置する
- タイトルの文字数は40文字前後
- 【】、『』などを使用して強調する
- 数字を使って具体性を提示
読者はタイトルを見てブログ記事を想像します。
記事タイトルで
読者の疑問に答えられることをアピールしましょう。
読者を惹き付けるタイトル作りで
参考になるのは広告などのキャッチコピーです。
どのような言葉を使ってお客様を引き寄せているか、
購買意欲を高めているか、
などがとても参考になります。
他にも次のような場所はキャッチコピーの宝庫です。
- 書店
- 検索上位のサイト
キャッチコピーとは、
言葉の使い方や組み合わせです。
ゲーム感覚で魅力的なタイトルを作りましょう。
アイキャッチ画像
ブログ読者の立場に立った場合、
文字だけのブログ記事はどうでしょうか?
文字だけのブログ記事というものも
記事の内容を際立たせるというメリットもありますが、
万人に共通するメリットではありません。
アイキャッチ画像は、
ブログ記事の構成の一つの役割としては、
次のようなものがあります。
- 記事の内容を示す
- 読者に記事を読みすすめてもらうため
記事の内容を示すための要約的な使い方も有効ですが、
読者が本当に求めているものは文章の内容です。
アイキャッチ画像は、
読者に文章を最後まで読んでもらうための
「箸休め」「休憩地点」といった意味合いもあります。
読者はきまぐれです。
ブログ記事を読むのにストレスを感じてしまえば、
ブログ記事から離脱してしまいます。
導入文
導入文とは、
いわゆる読者がブログ記事で最初に読む文章です。
ブログの記事を読む読者の行動は、
次のようなステップで
ブログ記事を読み進めていきます。
- タイトル(H1)
- 導入文
- 見出し(H2)
- 文章
タイトルはGoogleの検索表示で
読者が目にします。
メタディスクリプション(概要、要約)と
合わせて読者がサイトを選定します。
そしてクリックして
あなたのブログに読者が訪れたということは、
タイトルやメタディスクリプションでは
読者の思惑に当てはまっていると推測できます。
そしてブログ記事に読者が訪れて、
いよいよ最初に読み始めるのが
『導入文』になります。
読者がブログ記事の導入文を読む心理を考えてみましょう。
読者はブログ記事の導入文で
次のようなことを求めています。
- 共感
- 解決
- 結果
- 知識
読者がブログ記事の導入文を読んで、
「自分が求めている記事なのか」
ということを判断して記事を読み進めていきます。
導入文で読者に共感して、
読者の疑問を悩みを理解していることを示します。
そして読者の疑問や悩みに対しての解決、何が得られるのかを
導入文で提示することによって、
読者は次に理由や根拠を知りたくなるのです。
見出し(H2)
ブログ記事の見出しです。
ブログ記事の見出しの数というものは、
特に決まりはありません。
しかし、ブログ記事の目的としては、
記事を読んだ読者に対して、
いかに
読者に満足感を与えて、次の行動してもらえるか
です。
読者の満足感や次の行動に出てもらうための
記事の構成の作り方を紹介します。
PREP法を活用する
PREP法とは
文章の構成法に限らず、
ビジネスのプレゼンなどの話法としても
活用されている方法です。
PREP法のPREPは英文字の頭文字を
使用しています。
構成のステップとしては、
次の順番で展開していきます。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
この方法をブログの見出し構成に取り入れていきます。
PREP法でブログを書く流れとして、
PREP法の効果を説明します。
結論(P)を最初に書く理由
検索する読者は
自分の疑問や悩みを解決するために
まずは結論や結果を求めています。
結論や結果が明確に提示されていない内容に対しては、
読むことを無駄と考えた場合、
ブログのページから離脱する可能性があります。
多忙な現代社会において、
結論や結果を最初に提示することは
基本事項です。
理由の提示
読者は結論を知ったら、
その結論の根拠となる理由を知りたがります。
結論を知ったら理由を知りたいのは、
人の自然な行動です。
結論に対して、
自分が納得するための理由を知りたいのです。
自分自身が結論の理由を知って納得したことは、
他の人にも伝えることが可能になります。
さらに具体的に知りたい
結論→理由ときたら、
次は具体的に知りたくなります。
より結論、理由というものを納得したいということです。
具体例を提示することで、
より読者の理解度や安心感は高まります。
最後に再度結論を言う
最初に結論を言いましたが、
最後にも再度結論を言います。
これは理由、具体例を読者に知ってもらったうえで、
あらためて結論を書くことによって、
より読者の理解を深めるという効果があります。
満足度を得た読者に行動してもらうのが
こちらの2番目の結論のパートです。
PREP法を活用しながら、
ブログの見出しを作るポイントは次の通りです。
- 文章を書く前に見出しを一通り作ってしまう
- 見出しに文章の要約を取り入れても効果的
- キーワードを意識して取り入れる
見出し(H2)は、
ブログの記事タイトルを作ったあとに、
事前に全部作っておくことによって、
ブログ記事全体の内容のリズムができて、
訴求効果のある文章を書くことができます。
このあと説明する文章は、
見出しに派生させて作るとブレない文章を書くことができるので、
まずは見出しを完成させましょう。
文章
ブログの記事を書くためのタイピングでは、
一番作業量が多いパートです。
しかし先程説明したように、
見出し(H2)の内容から派生させて文章を書いていくと
簡単に文章を書くことができます。
見出しと文章をセットで考えていきます。
各パートのポイントは次の通りです。
- 【結論】 シンプルに明確な内容にし、読者を迷わせない
- 【理由】 結論に対して、読者を納得させる内容を意識する
- 【具体例】 例を用いて、より読者を理解させる内容を心がける
各パートを書いていくイメージとしては、
内容の幅を広げたり、奥行きをつけるということを
意識します。
読者は自分が解決したい内容に対しての
結論や結果などには、
読者自身がさらに納得して理解を得るために、
必ず理由を知りたい傾向にあります。
結果は読者にシンプルに明確に伝え、
理由、具体例は読者が納得のいく内容を
心がけましょう。
読者にさらに理解を深めてもらうには
ブログの記事に訪れてくれた読者に対して、
読者に、
よりブログ記事の理解を深めてもらうのに有効な
方法は次のようなアイテムをブログに適用します。
- 図解
- 表
- SNS
- You Tube
- イラスト
- リンク
このようなアイテムを使うことは、
読者の理解度を深めることはもちろん、
読者をブログ記事から離脱させないという意味でも
大きく貢献します。
読者に楽しく記事を読み進めて、
行動を起こしてもらうためにも
アイテムを利用しましょう。
ブログの書き方を評価する方法
ブログを書いていて、
ブログの書き方に不安を持っている人もいるでしょう。
『人は自分の鏡』
などと言われたりしますが、
ブログもまさにそのとおりです。
ブログの書き方が合っている、
合っていないかは読者の行動にあらわれています。
ブログを書いていると、
ブログの記事を書くことに集中してしまいがちですが、
ときには、自分のブログ記事を客観視することは
とても重要です。
SNSなどでブログを評価してくれる運営者の人もいますが、
まずはツールなどを利用して、
自分のブログを客観視した値を見てみましょう。
自分のブログ記事と読者を分析するうえでも
Google Analyticsは必須です。
ブログの書き方を初心者向けに解説 まとめ
ブログの書き方を2つの言葉で表すならば、
次の通りです。
- キーワード
- 構成
キーワードを無視してブログを書き続けると、
永遠に読者が訪れないブログになってしまいます。
必ずキーワードは事前調査してブログに適用しましょう。
構成は、
せっかくブログに訪れてくれた読者を逃さないためにも
読者が読みやすく納得してもらう構成を意識します。
PREP法を取り入れた構成を紹介させていただきましたが、
最初の結論は導入文に含めたり、
アイキャッチの有無などは臨機応変です。
要は読者がいかに記事を楽しんで読み進めて
行動を起こしてもらうかが目的になります。
今回の記事が、
今後あなたがブログを書いていくうえで、
参考になれば幸いです。
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