PDCAサイクルというと、新入社員研修などで教わることの定番ですよね。
昔の社員研修のときが懐かしいですね。
P→D→C→Aのステップを踏んで、業務を継続的に改善するときの手法ですが、
今でも新入社員研修などで教えているのでしょうか?
ハナコさん
ロク
PDCAをあらためて書いてみると、
- P Plan 計画
- D Do 実行
- C Check 評価
- A Action 改善
PDCAの頭文字をとっただけですけど、内容的にはこんな感じですね。
計画を立てて実行(行動)し、その行動に対しての評価する。そして改善していく
という感じでしょうか。
PDCAの中で、どれも重要なステップ(段階)だとは思いますが、
はたして、どのステップが一番重要なのでしょうか?
目次(クリックするとジャンプできます)
PDCAの内容で一番重要なものは?
ズバリ
D 行動です。
ロク
計画を立てる(Plan)ことも、チェック(評価)することも、改善することも
大事かもしれませんが、Do(行動)が大事です。
人というものは、頭では考えますが、なかなか行動に移さないものです。
行動に移したくても移せない人もいるでしょうし、
行動することは難しいことなのかもしれません。
しかし、頭で考えて行動に移さないのでは、考えていた時間も無駄になり、
何も始まらず、何も今後変わっていきません。
頭で考えて行動に移さないというのは、年齢を重ねると特にこのような
現象が顕著になるのかもしれません。
歳を重ねると、経験からか、物事に慎重になりますし、家族や生活を守るという
視点もありますから、そのような傾向にもなるのかもしれません。
若気のいたり、なんて言葉があって、あまり良い意味での
言葉とも言えませんが、年齢を重ねた人は、このような言葉を
少しでも参考にしてもいいのかもしれません。
何しろ行動する
何か新たなことをする場合の手法の一つとして、
PDCAサイクルを利用したりしますが、
多くの方は、P(計画)で止まってしまうのではないでしょうか?
世の中に、このP(計画)で止まってしまう人はどれだけいるでしょう?
このP(計画)の中には、アイデアや発想といったものも含まれる可能性も
ありますので、本当にもったいないことです。
著名な方の言葉でも、何しろ
行動
という言葉が出てきます。
林修先生の
「いつやるか?」
「今でしょ!」
ってフレーズがありますよね。
そうです。今やるんです。
人というものは、やるときにやらないと時間だけが過ぎ去っていきます。
新たなことを始めるにはパワーもいりますし、色々な制約もあるので
行動に移しづらいのはわかりますが、それにかまけていると、
いつまでも新たなことをつかめません!
新たなことに始めるのに、失敗を恐れたら、何もつかめない
新たなことを始めるのには、人はリスクを考えます。
リスクは、なるべく負いたくないということは当たり前のことです。
人はリスクを負わないために考えます。
これがPDCAサイクルでいうP(計画)にあたる部分ですよね。
このP(計画)という段階(ステップ)で考えを練りすぎて、
時間をかけすぎるというのも問題です。
新たなことを成功させるためには時間がかかるものです。
実際に、P(計画)からD(行動)へ段階を踏んだときに、
P(計画)に費やした時間がもったいなかったと思う場合もあります。
P(計画)に費やした時間を、D(行動)に費やしていれば、
今頃は・・・
みたいなこともありますので、時間は意識して取り組んだほうがいいでしょう。
ロク
行動しなければ、何も生まれず、何も始まらない
頭の中で描くストーリーなんて乏しいものです。
行動しリアルな体験があると、発想がまた変わってきます。
行動をすることによって、次の段階であるC(評価)となるのです。
人はどうもP(計画)のときに、このC(評価)を
考えてしまう傾向にあるのでしょうか。
それによってP(計画)からD(実行)に移せなくなる・・・
こんな感じでしょうか。
以前、PDCA関連の記事を見ているときに、P(計画)の部分はいらない、
というような内容でしたが、いらないとまではいきませんが、
時間はかけすぎないということは正解だと思います。
何しろD(実行)が中核です。基本はココです。
D(実行)することによって、何かが生まれます。
たとえD(実行)をすることによって失敗してもいいと思います。
行動して失敗したことは糧になります。
P(計画)で前へ進めない人より、はるかに前進しています。
行動しないことが、最大のリスクではないでしょか。
行動すれば、あとのステップへとつながる
行動、行動と言っていますが、行動することにより、
そのあとのステップであるC(評価)、A(改善)、そしてまた
P(計画)へとつながります。
D(実行)というものは、人がやりづらくあって、リスク、成功、失敗、労力など
様々なことが当人にふりかかる可能性があるので、人はどうしても
躊躇してしまうのでしょう。
しかし、このD(実行)が遂行されると、自然に他のステップも
回り始めます。
以前に、amazonの社員さんはPDCAをグルグル回して仕事をしている、
なんて記事を見ましたが、新たなプロジェクトに対して、
PDCAの取り組みを意識して仕事をすると、仮に失敗する例があるとしても、
今後の糧となったり、アイデアにつながるのかもしれませんね。
ハナコさん
ロク
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