ハナコさん
ロク
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労働人口の約4割弱が非正規雇用という現状
一昔前までは正規雇用が当たり前の時代でしたが、今や二人に一人に近い数字の労働者が
非正規雇用で働いています。
これは定年退職をした方が再雇用という形で企業に働いている方も含めた数字です。
企業的側もコスト削減とリスクを負いたくないという形での非正規雇用ではないでしょうか。
中枢に正規雇用の社員を配置し、現場に非正規雇用で仕事を回すというスタイルの
職場が多いのではないでしょうか。
非正規雇用拡大と非正規雇用のデメリット
現状、非正規雇用という雇用形態で働いている方はたくさんいます。
なぜ非正規雇用という形なのでしょうか?
先日、非正規雇用の大半の方が正規雇用を望んでいるという記事を見ましたが、
当然、そのように望むのは当たり前のことです。
では、なぜ大半の方が正規雇用を望んでいるにも関わらず、正規雇用にはなれず、
非正規雇用で働き、今後も増え続けると予測されているのでしょうか?
答えは簡単。正規雇用として雇えないからです。雇うことによってコストや
リスク回避による企業の保守行動です。
企業は正規雇用をすると、非正規雇用の人と比べて解雇などの人事が難しくなります。
非正規雇用のデメリットですが、やはり社会的信用と継続して勤務を続けていくことが
難しいということではないでしょうか。
社会的信用がないと言っているのではありません。
世間は、そのように見る人もいるということです。
継続して働くことができない可能性がある理由として、3年ルールというものが派遣法でありますが、
当初のルールとして、3年のルールを決めることによって、職場の直接雇用を促すものですが、
実際にはどうでしょうか?
その派遣法の促しは適用されているでしょうか?
3年勤めて、非正規雇用として、また違う部署で働くといった方が多くいるというのが現実ではないでしょうか。
まだ、他部署で働けるだけマシという人もいるでしょうが、あくまで自己責任ですが、
企業や派遣会社に振り回されて働く形になるということは、
人それぞれ働く意味はあるのでしょうが、
少し、「自分で考えた道ではないな」と考えてしまいますね。
契約社員→準社員→正社員
企業によっては、雇用のステップがあり試験などによりステップアップするところもあります。
より優秀な人材を正社員として雇用するという意向なのだとは思いますが、
ちょっと「何様?」みたいに思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)
転職の際にも、場合によってはこのようなステップを踏まされてしまう可能性もあるので
注意しなければなりません。
企業の雇用方針によって収入が激減するなんてバカバカしいとは思いませんか?
本当に入社したい企業なら、非正規雇用でも正規雇用を目指して頑張れるかもしれませんが、
非正規雇用期間が長い場合、相当の収入格差になる可能性があります。
地域格差がある
関東圏内と地方部では、また雇用格差に違いがあるのではないでしょうか。
企業数や求人数などの違いはあると思いますが、地方部はより非正規雇用の人口が
多いように推測できます。
地方部は関東圏内より、より求人数が少ないので、少ない企業に勤めなければいけません。
そのため非正規雇用でも働かざるを得ません。
正規雇用が叶わないのなら、労働者側も考えなければならない
今や一企業に依存する時代は過ぎ去ったのかもしれません。
”愛社精神”なんて言葉がありますが、一部の企業を除いては、そのような言葉は
ないのかもしれません。
企業も生きるためにそのような方針だとは思いますが、それに便乗することはありません。
国の「働き方改革」も企業と労働者のための改革とうたっていますが、
結局は別の意味合いが強いのではないでしょうか。
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