みなさん、マインドマップというものを使った時がありますでしょうか?
マインドマップとは、トニー・ブザンが提唱した思考・発想法の一つであり、人の頭の中で
考えていることを目に見えるようにした思考ツールのことです。
こんな表見たときありますよね?
このマインドマップというものは仕事に限らず、色々なことに活用できます。
目次(クリックするとジャンプできます)
マインドマップを利用するメリット
マインドマップはキーワードやイメージを中心に置き(上記の図では“色”の部分)、
中心から放射状に枝葉のようにキーワードやイメージをつなげていきます。
思考や連想を繰り返すことによって、この枝葉は伸びていきます。
関連性のあることを発見できる
一つのテーマに対して関連性のあるキーワードやイメージを見つけることができます。
この表でいうと、中心に“色”とあるので、
「色にはどんな色があるのか」
ということを考えるようになり、黄色、緑、赤、濃紺、青、紫、水色という風に書いていきます。
そしてさらに深掘りし、
「緑と言えば何か?」
と考え、森、林、木などの発想が生まれてきます。
この関連性のある枝葉は永遠であり、最初のテーマからは想像もつかないような
関連性のあるキーワードやイメージが生まれる可能性もあります。
頭で思考するとなかなか難しいものが、このように書き出して、関連性を思考することによって、
新たなキーワードやイメージを発見できることができます。
深掘りして考えることができる
キーワードやイメージに対して、深掘りをして考えることができます。
そして新たなキーワードやイメージを発見することができます。
キーワードやイメージを深掘りして考えることによって、そのキーワードやイメージに対する
見識や考える幅を見つけることができます。
これも頭で考えるよりも、書き出して思考を繰り返すことによって深掘りしていくほうが
簡単ですよね。
俯瞰してみることができる
この俯瞰してみることができるということは、マインドマップの醍醐味です。
自分の頭の中を上から見渡せるということですからね。
上の図は枝葉を伸ばしてませんが、関連性のあるキーワードやイメージを思考していって
枝葉を伸ばしていっても、上から俯瞰して見ることができますので、
頭の中を整理しやすく、なおかつ思考の幅も広げて見ることができます。
手書きかパソコンか
マインドマップは手書きでもパソコンでも両方可能ですが、
「何の為にマインドマップを作っているのか」
という目的が大事です。
紙の手帳とデジタルツールの手帳と似た選択ですが、やはりこのマインドマップにも
手書きとパソコンとでは一長一短があります。
手書きでのマインドマップ作成
大きな用紙を用意し、各色のペンを利用してマインドマップを作成していくのが
従来のマインドマップであると思います。
人は自らの手で書くことによって、思考や脳のインプットやアウトプットが
加速するかもしれません。
色ペンなどで楽しみながらマインドマップを作成していくという工程が好きという方には
手書きが向いているかもしれません。
手書きの手帳と同じで自由度が高く、文字や装飾といったところが、
自分の好みで描けます。
マインドマップを数多く作っていく上で手書きの場合、作成したマインドマップを保存する場所も
工夫しなくてはなりません。
パソコンでのマインドマップ作成
現在では、ソフトやアプリなどで数多くのマインドマップが使用でき、
スマホ、タブレット、PCなど色々な機器で使用できます。
デジタルツールを使用したマインドマップのメリットとしては、
手書きと違って機器だけでマインドマップを使用できるところです。
それと作成したマインドマップを見る際も機器から呼び出すだけで
簡単にひらけます。
枝葉(ブランチ)を伸ばしてキーワードやイメージを広げていく際も、
簡単な操作で手早く思考を広げていくことが可能です。
深く考えたキーワードやイメージより、短期的に発想を連続させたり、
備忘録やリスト、業務のルーチンなどでマインドマップを使用する際は、
デジタルツールでの使用のほうが有効でしょう。
マインドマップソフトの紹介
現在では数多くのマインドマップソフトがあります。
有料や無料も選択肢の一つですが、有料ソフトの無料トライアルなどを利用して
実際に使用してみるのもいいかもしれません。
iMindMap
iMindMapはマインドマップの開発者であるトニー・ブザンが唯一公認したソフトです。
自分は実際に無料トライアルですが、このiMindMapを使用しましたが、
上のマップを見ての通り、デザインや独創性が素晴らしいです。
枝葉(ブランチ)の太さやカーブの感じなんか見事です。
本当に綺麗ですよ。
使用していて楽しくなってしまうソフトですね。
素晴らしいソフトなだけに、20%オフなどのメール案内が来た時などは心が揺れますが、
未だ購入には至っていません。
やはりネックになったのは有料ということと、
多少メモリをたくさん使うところでしょうか(現在はメモリの消費は改善されているかもしれませんが)。
しかし、いずれは欲しいと思っているソフトです。
MindManager
MindManagerは実際に使用した時はありませんが、マインドマップを検討する際に
候補になっていました。無料トライアルもできるので使用してみたい感じもありますが、
マインドマップというよりは、どちらかというとプロジェクト管理などの用途のほうが
活用できそうなソフトですよね。
機能がしっかり作られている感じがしますね。
マインドピース( MiNDPiECE)
マインドピース(MiNDPiECE)は、日本のKANTETSU WORKS(カンテツワークス)さんが
開発、販売しているソフトです。
実際に10日間の体験ライセンスを使用して試してみました。
方眼のマス目のフォーマットやデスクトップ画面を背景としたマインドマップ作成など
他のマインドマップソフトにはない特徴を持っています。
背景画面は色々なフォーマットがあります。
意外と便利で活用性のあるフォーマットがあり、思考の整理に役立ちます。
MindNode
実際に使っているのが、このMindNodeです。
とてもシンプルで、従来のマインドマップの使い方というよりは、管理や整理などの
用途で使用しています。
とてもシンプルなので、一覧の作成や表といった使い方に有効です。
Scapple
気軽に思いついた単語を、どんどん入力していけるのが、このScappleです。
じっくりとマインドマップを作成するのもいいですが、
重要度の低い案件を素早く入力、整理したり、思いついた単語を数多く入力したりするのに
向いているソフトです。
とてもスピーディーなソフトです。ある意味実用的なソフトかもしれません。
シンプルなソフトですが、装飾機能が疎かな訳ではありません。
ネーミングを検討する際に多くの候補をどんどん入力したり、生活の中で購入の選択をする際にも
頭で考えるよりも入力して書き出して検討するのにも役立つソフトです。
マインドマップまとめ
マインドマップはキーワードやイメージを思考していくツールですが、
仕事に限らず、生活していく上でもとても役立つツールです。
頭の中を整理したり、新たなことを考えたりするのに適しています。
あなたの使い方次第で、使い方は無限です。
今までマインドマップを使った時がないという方も、無料のソフトも数多くありますので、
まずは遊び感覚で使用してみてはいかがでしょうか。
きっと役立つツールだと感じると思いますよ。
- 1つのテーマに対する関連性、深掘りができるため、一つのテーマの知識、見解が深まる。
- 頭で考えていることを俯瞰して見ることができるため、物事全体を把握できる。
- マインドマップを使用することにより、考えることを加速させることができる。
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