今回は、
無料のキーワードリサーチツールである、
ラッコキーワードの使い方を解説します。
ブログをはじめたばかりの人
キーワードの調べ方を知りたい人
ブロガーやアフィリエイターの人のように、
キーワードを意識して記事などを書いている人に限らず、
キーワードで社会の動向が知れるといっても過言ではない、
というぐらいキーワードというものは焦点であります。
毎年、「流行語大賞」や「検索大賞」といったものが発表されますが、
社会がどのようなことを意識しているかを発表しているものです。
大賞というものは、
おおよその検討がつくものですが、
社会ではなく、個人個人の意識するキーワードを調べるのは、
困難なことです。
今回は、個人個人の意識するキーワードを調べるツールとして、
ご存知の人は昔から愛用しており、
ブロガーやアフィリエイター御用達である
ラッコキーワードの使い方や魅力を紹介を紹介していきます。
目次(クリックするとジャンプできます)
ラッコキーワードとは
ラッコキーワードとは、
無料のキーワードリサーチツールです。
以前は、関連キーワードツール(仮名・β版)という名称であり、
古くからブロガーやアフィリエイター御用達のツールとして
馴染みのあるツールです。
キーワードリサーチツール国内最大シェアであり、
月間100万pv以上のツールです。
近年でラッコキーワードとしてリニューアルし、
最近では、同じキーワードリサーチツールである
goodkeywordと合併して、
現在勢いのあるツールです。
個人的にはさらなる進化を期待しています。
基本的な使い方は至って簡単で
検索窓にキーワードを打ち込むだけで、
即座にサジェストワードを表示してくれます。
では、ラッコキーワードの使い方と魅力を
紹介していきます。
ラッコキーワードの使い方と5つのメリット
ラッコキーワードの使い方は、
とてもシンプルです。
小窓にキーワードを打ち込むだけです。
人がキーワードで頭に思い浮かぶサジェストワードは、
限りがありますが、
ラッコキーワードは
サジェストキーワードを全部抽出してくれます。
たとえば、
「芸能人」というキーワードで
検索してみます。
「芸能人」のGoogleサジェストで『852件』ヒットしました。
ブログをはじめたばかりの人
初めてラッコキーワードで、
サジェストキーワードを調べた人は、
このサジェストキーワードの多さに驚くでしょう。
それだけ単語一つでも、
幅広いニーズが潜在しているということです。
ロク
メリット① 文字別に表示、素早くキーワードを発見できる
このGoogleサジェストのページでは、
調べたい単語+サジェストキーワードを
英字、ひらがな、数字の頭文字別に分けて表示してくれます。
ロク
調べたい単語+英字頭文字は、
A〜Zの順番で表示されます。
ひらがなは、
あ〜ん、濁音(がぎぐげご、など)、
半濁音(ぱぴぷぺぽ、など)が
順番に表示されます。
数字は0〜9までの数字が
順番に表示されます。
このように、
- 英字
- ひらがな
- 数字
などの頭文字からサジェストキーワードを探すことができるので、
大量のサジェストキーワードがヒットしても、
即座に目当てのサジェストキーワードを見つけることができます。
基本的な使い方はここまでですが、
このラッコキーワードのGoogleサジェストには、
回数制限が設けられていて、
1日20キーワードまでの使用制限になっています。
ラッコID(メールアドレスのみの30秒登録)を
すると無制限で使用することができます。
次はラッコキーワードの、さらなる機能を紹介します。
メリット② サジェストされたキーワードからのリンクが便利!
先程、Googleサジェストで表示された
「芸能人+愛車」というものを見てみましょう。
表示された「芸能人+愛車」というサジェスト、
もしくは右端のリンクボタンから、
「芸能人+愛車」のGoogle検索表示のページに移動することができます。
このように検索ページに飛ぶことができます。
リンクだけのシンプルな機能に思えますが、
ブロガーやアフィリエイターにとって、
本命のキーワードからのサジェストキーワード、
そしてサジェストキーワードからGoogleの検索表示結果を見る、
という作業は、自然なルーチン作業の一つです。
Google検索結果の表示から、
競合を探る、上位表示のサイトを参考にする、
といった分析を自然な流れで行えます。
メリット③ サジェストキーワードから、ロングテールキーワードを探せる
ブログのキーワード狙いの基本である
ロングテールキーワード(3語)を
サジェストキーワードから表示させることができます。
さきほどの「芸能人+愛車」の列右側の
赤矢印のアイコンをクリックします。
「芸能人+愛車」でさらなるサジェストキーワードが
表示されます。
「芸能人+愛車+α」という感じですね。
「芸能人+愛車」からのサジェストでも、
107件ものヒットがあります。
こちらも英字、ひらがな、数字順に
分類されているので、キーワードの検索が明瞭になっています。
メリット④ WEB検索トレンドが表示される
サジェストされたキーワードごとに、
WEB検索トレンドが表示されます。
過去12ヶ月と過去5年が表示されていて、
トレンドを分析するのに役立ちます。
過去のグラフの推移から、
ブログの記事を前もって仕込む、
などの作業に利用できます。
季節、年間行事など、
トレンドのタイミングを見計らううえで、
過去の検索トレンドは欠かせません。
「Google Trends」の文字から
Google Trendsにリンクされているので、
トレンドの詳細を知りたい場合は、
利用しましょう。
メリット⑤ ラッコキーワードのメニュー画面でキーワードを極める
ラッコキーワードのメニュー画面は、
キーワードというものの幅を広げ、
さらに深堀りしてくれます。
通常はキーワードを入力すると、
「サジェストを見る」になっています。
上図では、芸能人で検索していますので、
「芸能人」というキーワードに関する情報を
メニュー画面の選択項目で表示されます。
Q&Aを見る
そのキーワードがWeb上で、
どのようなQ&Aとして扱われているかを
閲覧することができます。
Yahoo!知恵袋と教えて!gooのQ&Aを閲覧できます。
各Q&Aの項目がリンクとなっています。
ブログを書く人間にとって、
読者の悩みや疑問を知るということは、
とても重要です。
ブログの記事は読者の悩みや疑問から生まれます。
ターゲットのキーワードを見つけたら、
Q&Aで読者の悩みや疑問を理解しましょう。
ニュース/話題の記事を見る
ニュースはYahoo!ニュースから、
話題の記事は、話題の記事からピックアップされています。
ニュースや話題の記事というものは、
キーワードに関連した内容が第三者の視点で書かれているので、
ブログの記事を書く側にとっても、
とても参考になります。
Googleトレンドを見る
ラッコキーワードのメインページでも
Googleトレンドを見ることができますが、
こちらでも閲覧可能です。
関連トピックや関連キーワードのリンクがありますので、
情報の幅を広げる際には便利です。
共起語βを見る
共起語とは、キーワードと一緒に使われるワードを指します。
「芸能人」というキーワードに対しての
共起語は「テレビ」「人気」「事務所」と表示されています。
この共起語の使われているサイトを右端の赤矢印のボタンを
クリックして閲覧することができます。
次のように共起語の使われているサイトが複数表示されます。
この共起語というものが、
SEOにどのように作用するかを明確に説明することはできないのですが、
キーワードとともに多用されているワード(共起語)というものは、
読者が求めている情報に関連性がある可能性があります。
より関連性の高い情報を網羅していくという意味で効果があるといって
良いかもしれません。
周辺語・連想語を見る
キーワードに対しての
周辺語と連想語を閲覧することができます。
連想語はWikipediaへのリンクとなっています。
一つのキーワードに固執せずに、
幅広いユーザーの検索キーワードを網羅する、
という意味でも周辺語の活用は有効です。
連想語はWikipediaのリンクとなっているので、
信頼性のある詳細な情報を知ることができます。
類語・同義語を見る
類語、同義語とは意味が似ているキーワードのことです。
ラッコキーワードでは、
キーワードに対して、類語や同義語を表示してくれます。
この類語、同義語というものも調べてみると
結構同じ意味を持った関連用語があるものです。
類語、同義語というものは、
競合性の高い人気キーワードではなく、
Googleでの検索上位を狙えるキーワードの可能性もあります。
キーワードプランナーとの併用でキーワード選びは鉄板!
ブログで一番重要なのは、
キーワードです。
いくらブログ記事の内容がしっかりしたものでも、
キーワードをGoogleから認識(index)されていないと、
メインの集客であるGoogleの検索流入がありません。
ブログ記事のキーワードを決めるポイントは、
次の項目を定かにする必要があります。
- キーワードの幅
- キーワードの価値
キーワードの幅というものは、
一つのキーワードで、
関連性のあるキーワードはどれくらいあるのか、
ということです。
これはラッコキーワードで調べることができます。
次のキーワードの価値というものは、
そのキーワードの需要(ニーズ)はあるのか、
そして世間にどれくらいあるのか、
ということです。
これは、キーワードに対しての検索ボリュームを
調べなければなりません。
今回は、無料で使用できるGoogle広告が提供しいる
キーワードプランナーを使って説明します。
STEP.1 メインのキーワードを決める
メインのキーワードとは、
あなたのサイトのジャンルやカテゴリといったものの
キーワードです。
ブログはこのメインのキーワードから波及させて
記事を書いていくのが基本となります。
STEP.2 ラッコキーワードでサジェストする
決めたメインキーワードを、
ラッコキーワードに入力してサジェストを表示させます。
この時点でサジェストキーワードの多いキーワードは、
読者の検索用途も幅広く、需要が高い傾向を
示しています。
ラッコキーワードは、
サジェストされたキーワードを、
まとめてコピーすることができます。
画面右端のあたりにある
「全キーワードコピー(重複除去)」をクリックします。
STEP.3 キーワードプランナーに貼り付けて詳細表示させる
サジェストキーワードをコピーしたら、
キーワードプランナーにログインします。
そして、
「検索ボリュームと予測のデータを確認する」を
クリックします。
小窓が表示されるので、
小窓のコピーを貼り付けます。
キーワードを貼り付けたら、
「開始する」をクリックします。
すると次のような画面になりますので、
「過去の指標」をクリックします。
いよいよ必要な情報が提示されているページに移ります。
ラッコキーワードでサジェストされたキーワードの
価値を知るためのページです。
ここの大事な情報は、
キーワードの「月間平均検索ボリューム」と「競合性」です。
月間平均検索ボリュームは、
月にどれくらいの人に検索されているかを知る数字です。
そして競合性は、
Googleの検索上位表示にどれくらいの競合があるのかを
示しています。
キーワードの結果表示は、
キーワードの重複削除除いて、
ラッコキーワードの全てのサジェストキーワードが
表示されています。
次のステップでは、表示された数字や内容に対しての
キーワードの選定方法を説明します。
STEP.4 キーワードを選定する
月にどれくらいの人に検索されているのかを知る指標として、
月間平均検索ボリュームが表示されています。
数字としては、
次のような表示がされています。
- 「-」
- 10〜100
- 100〜1000
- 1000〜1万
- 10万〜100万
数字の傾向としては、
月間平均検索ボリュームの数字が高いほど
競合が激しく、
Google検索上位表示が難しくなっています。
しかし、ジャンルやキーワード、企業の参入、
などの複数の要素から数字だけでは一概に言えません。
月間平均検索ボリュームという数字的にだけ言うのならば、
初心者の人やブログがまだ育っていない人などは、
「〜1000まで」ブログの記事を積み上げて、
閲覧者を増やしていくということが良いでしょう。
「〜1000まで」のキーワードでも、
検索上位表示を多くとると、
さらに上のキーワードでも上位が狙えます。
せめて「〜1万まで」の検索ボリュームの
キーワード選択が良いでしょう。
次に競合です。
上図では、
競合性が「低」しか表示されていませんが、
次の3種類から表示されます。
- 低
- 中
- 高
競合性が「低」のキーワードは狙い目なのですが、
多くの検索数を期待できません。
逆に「中」「高」の表示のあるキーワードは、
読者の検索数は期待できますが、
Googleの検索上位の表示は難しくなります。
キーワードを色々と探していくと、
月間平均検索ボリュームが高く、
競合性が「低」のキーワードが結構ありますので、
あなたのサイトのジャンルと合致しているようなら、
狙い目のキーワードです。
正攻法としては、
ロングテールキーワード(スモールキーワード、3語)の
「〜1000まで」ぐらいの月間平均検索ボリューム、
競合性が「低」のキーワードの選択です。
積み重ねていくことが前提の方法ですが、
ロングテールキーワードは、
ビッグキーワードよりも読者の検索意図が明確になっているので、
アフィリエイト広告などにも有利なキーワードです。
正攻法は時間はかかりますが、
積み重ねていくことで先々確実に効果が現れてきます。
STEP.5 完了
キーワードの選択は完了です。
世間の需要のあるキーワードを選択することは、
とても重要です。
ラッコキーワードとキーワードプランナーで、
意味のあるキーワードを選択したら、
あとはブログの記事を書いていくだけです。
ラッコキーワードはブロガーの必携ツール
ブロガーやアフィリエイターにとって、
ラッコキーワードは必携のツールです。
それは次の理由からです。
- 一つのキーワードに関連するキーワード知ることができる
- 世の中の需要のあるキーワードを発見できる
- キーワードに関するトレンド、話題性などの付加情報が豊富
- 共起語、周辺語など、キーワードの違う角度からの提案がある
などがあげられます。
自分自身もラッコキーワード(当時は、関連キーワードツール)を使うようになってから、
ブログの「キーワードの重要性」を認識するようになりました。
そしてブログの記事ネタという面でも、
ネタが無いという思いをしなくなりました。
ラッコキーワードはブロガーにとって必携ツールです。
日々のブログ更新に活用していきましょう。
ラッコキーワードを最大限活用するために、
ラッコIDへの登録をおすすめします。
ラッコIDへの登録(無料)はこちらです。
ラッコキーワードの使い方 まとめ
ラッコキーワードは、
ブログの核ともいえるキーワードに関する情報を
提案してくれるツールです。
今回はブロガーやアフィリエイターの人のための必携ツールとして、
使い方などをメインとして紹介させていただきましたが、
記事を書く際の道具としてだけではなく、
キーワードを楽しむという意味でも
ラッコキーワードはとても楽しく使えます。
記事冒頭でも話させていただきましたが、
キーワードというものは、
社会の動向、人々の興味関心、社会全体の多様化、
などキーワード一つで、
現在社会がどのように変化しているのかがわかります。
ぜひ「キーワード」というもの、
そしてラッコキーワードを楽しんで活用していきましょう。
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