「あなたの記事はだれに向けて書いていますか?」
ブログの記事というものは、
読者に記事を読んでもらうのが目的です。
ペルソナを意識した記事づくりによって、
より読者の心に響く記事が作ることができます。
それは、ペルソナを意識したことで、
リアルな読者像に向けて記事を書いたからです。
ハナコさん
ハナコさん
ペルソナという言葉はよく耳にするけど、
効果や設定、そして活用方法がわからない人も多いと思います。
- ペルソナの意味
- ブログを書く上のペルソナの重要性
- ブログにおけるペルソナの設定、活用
この記事を読むことによって、
これらの項目を理解することができます。
目次(クリックするとジャンプできます)
ブログでペルソナ作り方 概要
ペルソナ(persona:ラテン語)とは、
マーケティングの用語です。
直訳すると『人格』という意味ですが、
マーケティングでいうところの
次のような意味となります。
商品やサービスを購入、利用するリアルな顧客像
という意味です。
ブログの記事を書くうえで、
ペルソナを設定する目的は、
読者ユーザーをリアルに鮮明に描き想像する
ということです。
ペルソナとターゲットの違い
ペルソナとターゲットの違いは、
ターゲットは、分類という意味合いがあり、
おおまかな顧客分類から顧客像を絞っていくのに対して、
ペルソナは、ターゲットより、
より具体的にリアルな顧客像を描いて設定していきます。
ターゲット
- 性別
- 年齢
- 既婚、未婚
- 職業
- 在住
ターゲットの項目は、属性重視です。
それに対してペルソナでは、
ターゲットの項目に付加して、
次の項目も合わせて設定します。
ペルソナ
- 悩み
- 価値観
- ライフスタイル
- 人間関係
- 性格
- 興味
ペルソナでは、外見からは見えない内面的な要素も含んでいます。
ブログでペルソナの作り方 設定手順
ブログにおけるペルソナの設定手順は3つです。
- キーワードを決める
- 読者を想像する
- 読者のより具体的な心境を探る
ペルソナを設定をして、
読者の心情に刺さる記事が書けることにより、
ブログPV数を伸ばすことができます。
キーワードを決める
ブログでひとつの記事に対して、
キーワードの設定は必ずしましょう。
ターゲットキーワードの設定
狙うキーワードを設定しておかないと、
検索ユーザーに記事が読まれません。
ターゲットキーワードは、
ミドルワード(2語)でも、
ロングテールキーワード(3語)でもOKです。
読者を想像する
想像するトレーニングとして、
次の人たちを参考にして想像してみましょう。
- 友人
- 家族
- 両親
- 本人
このように身近な人を選ぶのは、
外見的な情報だけでなく、
内面的な情報も垣間見れるからです。
あなた本人自身が、
一番ペルソナの情報として詳しいので、
自分自身が今まで経験してきたことを
記事にできると、体験談や解決策なども踏まえて、
説得力のあるブログ記事が書けますよ。
読者のより具体的な心境を探る
属性(性別、年齢、既婚未婚、職業、在住)だけでなく、
内面的な人の情報を探ります。
ペルソナの項目で代表的なものは、次の通りです。
- 悩み
- 価値観
- ライフスタイル
- 人間関係
- 性格
- 興味
人の内心に関わることですね。
属性の項目から、さらに掘り下げた人の情報です。
ブログでペルソナの作り方の例(当時の僕自身のペルソナ)
本人自身が一番詳しいペルソナを設定することができます。
これは、当時の僕自身の情報です。
この記事の最初で説明したターゲットと比較してみましょう。
- 【性別】 男
- 【年齢】 33歳
- 【既婚未婚】 未婚
- 【職業】 サラリーマン→倒産
- 【在住】 埼玉県
「サラリーマンだったけど、倒産したんだな」
「33歳独身か、彼女はいるのかな?」
「33際で倒産か、転職にも微妙な年齢だな」
このターゲットの情報だと、
このような想像がされそうですが、
これだけの情報だと、人物像を想像しづらいですよね。
これに加えて、ペルソナ設定での項目は次のとおりです。
- 【悩み】 会社が倒産して、転職活動をしているが、なかなか再就職が決まらない
- 【価値観】人というものを大事に考えている。
- 【ライフスタイル】平日の空いた時間や週末はギャンブル
- 【人間関係】彼女なし。彼女は欲しいが、結婚は考えていない
- 【性格】いろいろと興味をもって挑戦するも、長続きしない。おおらか。
- 【興味】アウトドア系のことに興味がある。もともと自然系のことが好き。
僕自身ことなので、
一つの項目で、もっとたくさんあります。
当時の僕自身のことが、ターゲットの項目と比べて、
ペルソナ設定での情報のほうが、
鮮明に思い浮かんでいただけると思います。
僕自身のペルソナ設定を見てみて、
「どうしようもないヤツだな」
「早く、就職しろ!」
などと思っていただけるのは、自由ですが(笑)、
「就活は、どんな方法でしているのかな?」
「ギャンブルは、何をしているのか?」
「アウトドア系のことに興味があるんだ」
など、当時の自分に向けて書ける記事はたくさんありそうです(笑)
ブログのペルソナを作り終わったら、早速ブログを書いてみよう
ペルソナを設定したことによって、
読者が見えるような感覚になりませんか?
読者の要求も理解でき、
こちらからの問いかけもできそうな感じではないでしょうか。
ペルソナで設定することによって、
よりリアルであり、具体的な読者の要望や悩みを応えるような記事が
書ければ効果的です。
ペルソナを作るためのテンプレートを使うのも効果的
ペルソナの設定に慣れていない人
このように感じている人は、
ブログを書くときのテンプレートに
ペルソナを加えることをおすすめします。
参考:ブログ1記事にかかる時間を短くする方法【タイピング速度だけではない】
これから、ペルソナ重視でブログ記事を書き進めたいと考えている人は、
ペルソナ専用のテンプレートもおすすめです。
まずは、周りの人や自分自身の情報を入力してみましょう。
データが増えてくると、共通点や動向などが見えてきます。
結構、人間観察や心理的な考察も生まれるので面白いですよ。
テンプレートを活用するコツは、
テンプレートを使用しながら、
使い勝手と活用を見合わせながら、
フォーマットをアレンジしていくことです。
上記のテンプレートでは、
属性項目は、ほとんと短い単語で情報入力できますが、
内面の項目では、より具体的な内容となるため長文になるものです。
ある程度長い情報を入れるためにも幅を広めにとっておいたほうが、
活用性が高いです。
それと、ペルソナは情報量が多いほど、
参考になりますので、項目(属性、内面)も増やしていくと良いでしょう。
ブログを書き終えてら、ペルソナを設定した効果を見る
ペルソナを設定したブログ記事を書いたら、
グーグルアナリティクスやGoogle SearchConsoleで、
記事ページの様子を見てみましょう。
Googleは、読者にとって有益な記事は、
検索上位表示をするため、
ペルソナの有効性は判断しやすいです。
しかし、ブログ記事をGoogleが認識するまで、
2〜3ヶ月かかりますので、様子見が必要です。
ブログでペルソナの作り方 まとめ
ペルソナを設定しないで、
ブログを書いていくと、
インターネットの先にいるユーザー像が見えていないので、
ブログの文章と読者の焦点が合いません。
ブログのアクセスに悩んでいる人は、
ぜひペルソナを設定してみてください。
ブログを書くたびにペルソナを設定するのが面倒臭いと思うひとは、
テンプレートを事前に作っておいて、データを蓄積して、
ブログに活かすといいでしょう。
今回の記事で一番重要なのは、ユーザー像が見えるということです。
ユーザー像が見える、それがペルソナです。
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